まさか、という事態がある。ことを想定しておくことの大切さ。北海道地震から学ぶこと
今回の北海道の災害から、初めて知ることがたくさんある。
URLのニュースは、現場から見えて来た緊急事態での課題。
この中学校は市の指定緊急避難場所であるにもかかわらず、自家発電機もなく、備蓄されていた食料は避難者の1日分の量だけでした。
札幌市は真冬に震度7の直下型地震が起きた場合、避難所に11万人が殺到すると想定しています。しかし、この数字に観光客は含まれていません。
観光客は避難者として想定できていなかったこと。
それに対する防災士の方の意見。
「“まさか”を想定するのが危機管理。その“まさか”が無いような備え。“まさか”があったらどうするのかという対応を素早くできるようにするのが今後の課題」
まさか、という事態は絶対に起こってしまうものだし、
それに対して全部対策を打つのは不可能。
これは防災に関してだけじゃなく日々の仕事にも言えることです。
だからこそ、その『まさか』が起きたときどう行動するか?
を想定しておくのが大事。
例えば、
地震が起こったらどこに、何を持って避難すればいいのか?
電気が切れていて、携帯が壊れていたとしたら家族はどこに集まっているのか?
私は被災経験がなく、自分の想像ではあまり現実的で具体的な想像ができない。
また、
ニュースでは「防災士」の方がインタビューに答えていますが、
この称号は初耳でした。
民間資格なんてものがあるんですねえ。
防災の知識を持って、災害時の対処を行うリーダー的存在や、
調整役になる。
確かにこの資格を持っていることで
「この人は防災に詳しい」
とわかりやすく判断できる。
これからも災害は多く起こるでしょうし、
こういう知識を持っている人は重宝しますね。
私自身も興味があります。
こういう知識を持っていることが当たり前の日本であるといいな。
日常会話で
「今回の災害ではこういうケースがあった」
「そんな事が?どうしたら解決できたんかなあ。この状況だと…」
と全員が知識と意識がある前提が当たり前で、
ふつうに世間話でできるレベル。
まずは自分から話します。
全国の防災士の数だとか、どういった活動をするのか。
海外ではどんなケースがあるのか?
日頃からそうやって意識をみんなで高めておくと違ってくるはず。
できることはある、それをやるのは今。