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『野菜のごちそう弁当』

野菜を食べるためにテンションを上げたいと思って本屋を歩いていたら、とても食べ物とは思えないくらい鮮やかな色合いに惹かれた。

好き嫌いのふしぎ。

ここでいう好き嫌いは、食べ物の嗜好のことではなく、

料理という行為が好きかどうか。

わたしは何度生まれ変わっても絶対料理人にだけはならないという自信がある。笑

 

さいころから形の残るものが好きで、雑貨を見るほうが3度の飯より好きだった。

現在もそこは変わらず、料理はどうしてもめんどくさいと思ってしまう。

でも、やっぱり『食べること』は生きることであって、ぞんざいにしていると体調も心も不調を感じてくる。まだ若いけど、おいしいものを食べて健康で居たいという矛盾する願いがある。笑

わたしはお菓子好きすぎて気づいたら何週間もお菓子メインで過ごしたりしてしまうので、野菜を食べなくては!と気を持ち直しますが、野菜をたくさん食べるにはコンビニとかカフェは1回1000円弱かかるから、次第に嫌気がさして安いおにぎりとかお菓子を買ってしまう未来が目に見えている(何度か経験済み)。

ということで、他の本を買うついでに料理コーナーを見ていたら、こんな私にも一度は作ってみたい、と思わせてくれる野菜の本に出会いました。

 

これぞ芸術。。。

表紙のは、芽キャベツかと思ったら、葉の浅漬けをおにぎりに巻いたものらしい。えー全然作れそうやん!

しかもこんなぱっと見何かわからないもの作ったら、弁当持って行ったとき話のネタにもできるよね。

どうやって作ったの?とか。それ何?とか。

インスタグラムで話題らしいけど、それもうなずける。どのメニューを見ても、遊び心が隠れてて、なによりおいしそう。紫芋のコロッケを四角く作って切って断面を見せて並べた物とか、青のりおにぎりとか。

 

めんどくさいからやりたくないし、私は嫌いだ…という気持ちがありつつも、料理が素敵だなーと思うのは、誰かと共有しやすいからかもしれません。

 

以前友人のお姉さんが家に招待してくれたとき、机に並べきれないくらいの手料理を用意してくれていて、それだけ手間暇かけてくれたということにまず感動したんですが、そのどれを食べてもおいしいこと!

 

本人曰く、『一度食べたら飽きるから、毎食違うものを食べたい』から毎回違うものを作って食べるとのこと。

これこそ才能・・・。それが結果周りのひとも幸せにしているから、こういう人に出会うと『やっぱり料理っていいな。。』としみじみ思います。

で、その後モチベーションが上がるんやけど、やっぱりこれ(料理)より私は雑貨を見たり作ったりするほうが好きらしい。笑 言い訳だろうか。笑

でもいざ誰かの家にお邪魔するってなったとき、こういうレシピを作ったことがあるかどうかって結構大きい。

毎日作って食べるには大変やけど、食をなめず丁寧にすることを意識したいならこういうテンションが上がるものってすごく大事です。

 

好きな人に『俺にも作って。』とか言われたら昇天出来る。

こういう妄想も継続には大事かな。。笑